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第6回 OmegaLand ユーザー会 開催報告

2014年12月16日に、第6回OmegaLandユーザー会を開催いたしました。
このユーザー会では、「プラントライフサイクルにわたるダイナミックシミュレータの活用」をテーマに、計装システムの設計段階からプラントの運転まで、ダイナミックシミュレータの多目的活用を議論しました。
はじめに岡山大学の五福先生からご講演をいただき、レジリエントなプラント運転の実現に向けたシミュレータ技術の応用について、示唆に富んだご指摘をいただきました。また、大阪ガスエンジニアリングの藤井様から、燃料電池等のコージェネレーションシステムによる新たな取り組みに関して、ご講演いただきました。
ユーザー事例として、IHIの斉藤様からLNG基地におけるOTS(運転訓練シミュレータ)構築について、東ソーの築山様からネットワーク版OTSを使った訓練やモデル開発に関して、三井化学の高垣様からミラープラントを実プラントへ適用した事例についてお話しいただきました。
多くのユーザー様にご来場いただき、誠にありがとうございました。


■ 講演内容

[招待講演] ダイナミックシミュレータの活用によるレジリエントなプラント運転の実現
五福 明夫 様   岡山大学教授 大学院 自然科学研究科 副研究科長 産業創成工学専攻
プラント運転の高度化による化学製品の品質の安定化や異常状態へのレジリエントな対応のためには、プラントの状態把握とその将来予測を正確に行うことが必要である。コンピュータ技術の進展により、高精度で高速なダイナミックシミュレータが構成され、それを用いてプラント運転の高度化が実現されている。今後ダイナミックシミュレータは、異常時対応のためのデータ生成ツールへも発展し、レジリエントなプラント運転の実現に貢献すると予想される。

LNG基地における運転訓練シミュレータの開発と設備更新
斉藤 俊明 様   (株)IHI プラントエンジニアリング部 制御・電気グループ 主査
LNG基地は弊社の主要製品の一つであるが、昨今の電力事情により更なる安定操業が求められている。プラント運転技術力の維持向上や技術伝承のための運転訓練用と、設備増強・更新工事時の事前検証用として、限りなくプラント実機を再現した運転訓練シミュレータを開発し、関西電力殿および中部電力殿へ納入し現在運用をしている。本講演では、これらシミュレータの事例について紹介。

ネットワーク版OTS による非定常対応訓練とモデル開発の取り組み
築山 健一 様   東ソー(株) 技術センター プロセス技術室
弊社四日市/南陽の両事業所には塩ビモノマー・高圧ポリエチレンをはじめ、共通のプラントが稼働しており、その運転訓練シミュレータ(OTS)をネットワーク環境で運用を開始した。今回はネットワーク下における塩酸塔モデル開発経過および若干の訓練運用例について紹介。

ミラープラントのモデル開発と活用例
髙垣 仁 様   三井化学(株) 大阪工場 技術部制御グループ
弊社とオメガシミュレーションは、協同でミラープラントのモデル開発を行い、モデルの精緻化を進めてきた。その過程で得られた知見と実プロセスへの反映の例、ミラープラントの現場での活用等について紹介。

[招待講演]持続可能で安心なエネルギー社会の構築に向けて
藤井 貴 様   大阪ガスエンジニアリング(株) 取締役社長
1999年日本ガス協会が行った家庭用燃料電池のコンセプト実証から、燃料電池は官民協力して技術開発とともに、その普及基盤の整備、技術実証試験等を行い、2009年には家庭用燃料電池エネファームが発売されている。
燃料電池等のコージェネレーションシステムは使う場所で電気や熱を作り出すことで省エネ・省CO2を実現してきた。さらに、再生可能エネルギーと組み合わせエネルギーの最適な利用を図るスマートネットワークの実現を目指す。

OmegaLand V2.7 の 概要とトピックス   (株)オメガシミュレーション
OmegaLandの新バージョンについてご説明するとともに、プラントライフサイクルに おける弊社のめざす方向や、これからのプラントオペレーションに変革をもたらす実プラントとシミュレータの連携により実現できる機能をご紹介。


これまでのユーザー会

横河電機との共催など